こんにちは。
少クラのCassette Tapeを聞いて居ても立っても居られず、ブログを書き始めました(こんにちはとか書いてるけど、明日休日なのをいいことに今夜中です。深夜テンションで変なこと書いてたらすみません)。きょもの闇が広がるもジェシーのStevie Wonderもめっちゃ良かったし、共鳴MVも素敵だし、振り付けまたGANMIさんだったし、ROTやばいし…(語彙力)。Team SixTONESの皆さん、いつもながら本当にありがとうございます!!
というわけで、今回はSixTONESの2ndアルバム「CITY」通常版に収録されている「Cassette Tape」の歌割り考察を書きたいと思います。というか、今気づいたけどCassette Tapeの音源YouTubeにないじゃん…!digeSTでもうやむやにされてたの忘れてました…。今後、公式動画が上がり次第(言霊)、追加します!
では、早速ですが歌割り動画どん!
※蛍光ペンっぽい太めのラインが主旋律(色はメンカラ、全員部分は色なし)、マジックペンぽい細めのラインがハモリ(文字の上なら上ハモ、下なら下ハモ)
「ハモリを除き、同じメロディーラインを2人で歌うパートがない(ニュアンス)」との発言(by北斗)の通り、ユニゾンが全くありません。Mad Loveも全員ユニゾンはありませんでしたが、ちょこちょこコンビ(2人ユニゾン)はあったんですよね。今回は同じメロディーを歌わないので、一人ひとりの声がしっかり聴き比べられます。
ジェシーの包み込むような声も、耳元で囁いているような樹も、親しみやすく手が届きそうな距離感を感じる髙地、甘さの中にちょっぴりの切なさが混ざる慎太郎、哀愁を感じる北斗、感情をダイレクトに音に乗せるきょも、1人ひとりの声に浸れるので楽しいですね。個人的には慎太郎の歌い方好きだなぁ。
細かい歌割り(というかハモリ)を見ていきますと、今回は何といっても上ハモ田中!しかも下ハモも田中!!1番サビでは下ハモ直後に上ハモを歌っていて、「~good-byes」の最後の音から「But~」の頭の音まで、オクターブ以上飛んでるんですけど…。1曲で上ハモ・下ハモどっちもさらっとこなすじゅったん!これがさらっと出来る歌唱力があるのはわかってたけど、形にして出してくれてありがとう!待ってたよ!しかも組み合わせが新しい。これまできょもじゅりが多かったので、今回色々な組み合わせが聞けて嬉しいですね。
そして、2番サビとラスサビはこーちが下ハモ。NAVIGATORのブログ*1書いた際に、髙地の下ハモは輪郭がはっきりしていると書きましたが、改めて骨格がしっかりしてるな、と感じました。Rosy聞いた感じだと樹の方が主張強め(≒ほかの人と溶け込まない)かと思いましたが、髙地の下ハモの方が存在感強い。浮いているとかではなくて、本当に”存在感が強い”んですよね。あまり意識せずに流し聞きしていても、ハモリの支えを強く感じるというか。
ちなみに「Wish I could rewrite~」(2番は「Wish I could hear me~」)の部分、樹は全部下ハモに居るんですが、こーちは途中(「while I am」と「erasing the」)歌ってないんですよね。なんでだろ…?本当にこういう歌やダンス、パフォーマンスについて、6人が語ったりファンの質問に答えるコンテンツが欲しい…!どっちかというと、これは作曲者さんに聞いた方がよいのかしら?
そして大サビと最後は京ジェ。声質や発声方法が異なる2人なのに安定感が半端ない。2人でずっと積み重ねてきた努力の成果でしょうね。正直、音源聞いたときは「We were too young」きょもに聞こえるけど、またしてもマスカラ最低音問題が出てくるぞ*2、と思いましたが、少クラ見たらやっぱり京本さんでしたね。マスカラでボイトレして以降、mid1D(ピアノの真ん中のドの下のレ)までは普通に使えるようになったという認識でよいのでしょうか?本当にこういうことを聞けるコンテンツを(以下略)
樹がオクターブ以上ジャンプしてると書きましたが、きょももすごかった…!続けてではないにせよ、「We were too young」の最後の音(最低音mid1D)から「You're gone away」の最後の音(hiE)まで約2オクターブ…。最高音更新とはなりませんでしたが、この短いパッセージの中でこの2音を聞けるとは…!
ハモってる人も複数人いますが、そもそもハモリ自体(主旋律に対して、ハモリをどの高さに置くか)のパターンが多いんですよね。例えば、「君の声 聴きたくて」はオクターブ下(8度)から始まり、最後主旋律が下がるのに対して下ハモがあがり、6度に落ち着きます。(めっちゃ好きなやつ!お互い歩み寄って3度や6度で落ち着くやつ!大好き!)
対して「But it's much too late」は主旋律の3度上で最初から最後まで平行に推移します。この部分以外のハモリはほぼほぼメロディーラインと平行しないんですよね。
一口でハモリと言っても、それが8度(オクターブ)なのか3度なのか6度なのか、はたまたもっと違う度数なのかによって、それぞれ与える雰囲気が違ってきます。Cassette Tapeはその雰囲気を大切に、ハーモニーとしての美しさを全面に押しだしたのかなと感じています。オクターブハモリに比べて、主旋律に引きずられて音程取りにくそうですが…。過去から様々なハモリに挑戦してきた、今のSixTONESだからこそできるハモリかもしれませんね。
歌割りの話ではないのですが、この曲はとてもメロディーの繰り返しが多いと感じました。先ほどの「君の声 聴きたくて」も「君の声」と「聴きたくて」が繰り返しですし、「But it's much too late」は1回ですが、後半で同じメロディーの「Need you by my side」は違うメロディーを挟んで繰り返します。そもそも冒頭から「All the good~」と「Repeat in my~」もリズムは多少違えど、音の並び(動き)はほぼ一緒です。Aメロとサビなんてほぼ繰り返しで出来上がっています。
しかも大きく音が上下に飛ぶことなく、すぐ隣の音へ上がり(下がり)、すぐまた下がる(上がる)パターンが多数出てくるんですよね。先ほど見ていただいた部分も、下図の通りまさに上がり下がりを繰り返しています。
まるでCassette Tapeを巻き戻しているかのように、寄せては返す波のように。
前述のインタビューの中で北斗くんは「最大限の引き算をした曲」とも表現していましたが、最大限の引き算をする中で「Cassette Tape」という曲を最大限表現しようとした結果が構成や歌割り、メロディーラインから見て取れたように感じます。
歌割り全く関係ないですが、SixTONESのおかげでCassette Tapeの綴り覚えました(使う機会はなさそうだけど…)。英語は学生時代から何度もトライしては挫折するの繰り返しで、一向に上達する兆しが見られないんですが、SixTONES関係ならいくらでも覚えられる気がします!
土曜休みなのをいいことに、少クラ→共鳴MV→ROTの流れで、完全勢いでブログを書きました…。(現在AM5:00)本当は共鳴の歌割りについても軽く触れようかと思っていたのですが、力尽きました。寝ます。おやすみなさい!