6つの音色

彼らの音楽が大好きだ

共鳴の歌割り考察

こんにちは。

バカレア初回放送から10周年、おめでとうございます!!!!!!そんなおめでたい日にどんどん新情報解禁してくるSixTONES。相変わらずのトゥナ集団ですね。例によってお祝い事にかこつけてブログを書いていきたいと思います!

 

ということで、今回はSixTONESの6thシングルの表題曲「共鳴」の歌割りについて考察します。初聞きのときはなんかル○ン三世のテーマぽいな〜なんて思いましたが、聴けば聴くほど良さがにじみでてくる曲だと思います。特に2番!!

 

聴きたい方はこちらからどうぞ。やっぱ2番がほしいな~。


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せっかくなのでPLAYLIST版も貼っておきます!SONYさん本当いつもありがとうございます!!


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では、本題の歌割りをどうぞ。

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※『共鳴』SAEKI youthK作詞・作曲 / Naoki Itai、SAEKI youthK編曲
蛍光ペンっぽい太めのラインが主旋律(色はメンカラ、全員部分は色なし)、マジックペンぽい細めのラインがハモリ(文字の上なら上ハモ、下なら下ハモ)

 

いやーCassette Tapeの歌割りブログの時に、英語の勉強になる〜みたいな話しましたが、まさかの共鳴では日本語の勉強!「噫」とか初めて見たよ…。

 

構成を見ていきますと、これまでのSixTONESの曲のサビはおおよそ下記の3パターンに分類できます。
①ユニゾン…Imitation Rain、NAVIGATOR、ST等他にもたくさん
②ユニゾン+一部ソロ…僕僕、NEW ERA等
③基本ソロ…Mad Love、Cassette Tape等主にカップリング
特に僕僕以前の表題曲(アルバムのリード曲含む)だけ見れば、①か②のどちらかですね。※ざっくりとした分類です。

 

しかしマスカラ以降は
④3-3や4-2のグループ分け…マスカラ、Rosy
のパターンが出現。共鳴もまさにこれに当てはまります。

 

3-3か4-2の違いはありますが、スピードが早い(早口言葉のようになってたり、詞と詞、フレーズとフレーズのつなぎが短い)曲は、息継ぎのタイミングが難しかったりするので、複数人で歌う場合の上手いやり方だなーと思います。しかも3-3は偶数人だから上手くいくのかな。一方で、共鳴は「噫」とか、わざと同等じゃなく片方(の声量)を下げてバランスを取ってるように感じますね。

このパターンは、サビ以外では今までもありました(NEW ERAやNAVIGATORがわかりやすいかな)が、サビで、というのが今のSixTONESのトレンドでしょうか。

ちなみに…画像では4人分色塗るの難しくて(1行だけならともかく2行だと何がなんだかわからなくなる…)ということで、こんな感じになりました。

 

そしてハモリに関しては、きょもゆごじゅりがいい仕事をしてますね!
特に大好きなのは2番の「轍を作れ」。下ハモから主旋律(こーち)越えて上ハモに行くじゅったん!!(どうにかこの下から上へ主旋律を越えていく感じを出したくてこんな画像にしてみました。)
それから「帳を捨て去って」のきょもゆごハモリもめっちゃ好きです。正直CD聞いただけじゃどっちが主旋律だかわからなくて…取り急ぎ画像では直前に主旋律歌ってる髙地を主旋律、きょもを上ハモにしました。なお、今後逆だと判明したら修正させていただきます。

 

他にも、この曲は本人によるハモリがたくさん入っています。2番サビ後のきょもほくジェシーのソロ部分は間違いなく本人だと思うので、画像に入れています(きょも部分めっちゃ見にくくてすみません)。サビも結構下ハモ入ってるんですけど、誰だかはっきりしない部分は画像には入れてません(音源に入ってるやつかな?)。「どれが運命で なにが賢明なんだ?」とか謎に1番とラスサビはオク下いるから、こーちが下かな~って思ってたのに2番の「どれが正論で なにが現実なんだ?」のほくしんは2人ともちゃんと主旋律にいるし…。ゆごじゅりだと樹の主張が強くてこーちが主旋律にいるという確信が得られない…。

 

ところで、なんでこの曲こんなに2番がいいのでしょうか!?(≒YouTubeサイズ聴き込んでた人でもCD発売後2番に相当衝撃を受けたのはなぜか?)これはハモリの違いに一端があると思っています(もちろん別の理由もあると思いますが、私個人はこれが一番の理由だと感じてます)。
1番と2番で多少メロディーが違うことはよくありますが、この曲はハモリの入れ方を変えることで、1番と2番でかなり違った印象を与えているんじゃないか、と。

具体的に見ていきますと、1番は「僕らには僕らの戯曲が」のきょもゆごハモリ1か所だけです。これが2番になると、「僕らには~」部分の京ジェ、「I don' t care」のきょもじゅり、「轍を作れ」のゆごじゅり、「帳を捨て去って」のきょもゆごとハモる箇所が増えています。また京ジェの「僕らには~」部分は、出だしこそ1番と同じ歌詞&メロディーですが、途中から主旋律含めて1番と異なるメロディーになっています。

これが聴衆の意表を突くことになり、またそのメロディーやハモリ自体の美しさも相まって「2番ヤベェ」状態を引き起こしているのではないでしょうか。

 

そもそも「共鳴」というタイトル自体が、6人声が共鳴している様を表しているのかな、と思います。具体的に言うと、お互いがお互いに影響して響き合う、さらに言うなら良い刺激を与えあって1+1+1+1+1+1=6ではなくて、1×1×1×1×1×1が10にも20にも100にもなっていく、それがSixTONESの「共鳴」なのだと思っています。(多分他にもダブルミーニングどころか色んな意味が込められているんだろうけど、それは歌詞やその他考察されている方にお任せで!)

6thシングルのタイトルが「共鳴」な時点で心に迫るものはありましたが、実際にフルでこの曲を聞いて、より強く6thシングルに「共鳴」を出すことについて深く考えたくなりました。もちろんアニメOP曲の話が前提にあったのでしょうが、SixTONES6人のことを歌っているとも捉えられるタイトルや歌詞になっていると思います。

表題曲はカップリングと違ってメンバーの意向が入っていない(可能性が高い)ことを考えると、SixTONESってSONYさんはもちろん、周りのスタッフさんたちから愛されているんだろうな、と思います。音楽が大好きで、それに真摯に向き合っている6人だからこそ、こういった良曲に巡り合うんだろうな。

 

締めがGum Tapeと似た感じになってしまいましたが、やっぱSixTONESは6人だよね!ってことで6thシングルもエモいよね!ってことにしてください。バカレア10周年が来たらすぐまた結成日が来るし、ほくしんに続いてこーちのドラマもあるみたいだし(まだ詳細見れてない)、樹はcnannにゲスト出演するし、きょものミュージカルも着々と進んでいるみたいだし、脱餅のジェシーヤバいし、お祝い事尽くしですね!

しかもあの「題名のない音楽会」に出演!いつかやってほしかった生オケとの共演…。想像以上に早いタイミングでの実現に驚きと喜びでニヤニヤが止まりません!

 

まだみんな10代だったバカレアの頃に比べると、ひと回りもふた回りも大きくなっている6人。また10年後、バカレア20周年を迎えるころにはどんな姿になっているのでしょうか。出会いから10年経ても、メンバーで食事に行くことを「仲良い6人でご飯行く」という彼ら。1ファンの願望だけれど、その存在は大きくなっても6人の関係性は変わらずいてほしいな!