こんにちは。
音色発売楽しみ~なんて思ってたら新曲GONG!SixTONESは2024年も止まりませんね!
そんなトゥナ集団に全く追いつけていない周回遅れの当ブログですが、今回は4thアルバム「THE VIBES」より、ユニット曲『Blue Days』&『希望の唄』&『スーパーボーイ』3曲の考察をしていきたいと思います!
※声のユニットのブログ書いてないのに先にこっちを上げてすみません…。いろいろ衝撃的だったもので。
ユニット曲を聴きたい方は、こちらからどうぞ!
3曲なので目次をつけておきますね。
ジェシー×髙地優吾『Blue Days』
みんな大好き、慎太郎も大好き(笑)なゆごじぇのユニット曲!先日実施した髙地の音楽のここが好きだ!アンケートでも見事こーちの優勝曲第1位にランクインしたこの曲。歌割りはこんな感じです!
※『Blue Days』作詞:YU-G、作曲:SHIBU / YU-G、編曲:SHIBU
※メンカラ部分がソロ、色なし部分がユニゾン
画像を見ての通り、交互に歌う歌割りです。サビの途中で歌う順番が切り替わるので、サビの前半・後半どちらも歌っているのが聞けていいですね(1番はジェシー→こーちの順が、2番ではこーち→ジェシーの順になる)。
基本的にソロですが、最後”歌を歌うよ”だけユニゾンなのがニクい!そもそも1番・2番・3番と同じ歌詞だったサビが、3サビの後にもう一度サビ(ラスサビ)が来て、そこだけ歌詞が違うんです!ここの歌詞がね~本当に2人が書いたみたいで。ラストのこの部分をしっかり嚙み締めたいな、と思う1曲です。
個人的には、『雨』で聞けなかったこーちの地声→ファルセットのスムーズな移行が聞けたこと(「隣に居るように~」のとことか。THE VIBESは他にもそういう曲あって嬉しい)と、ジェシーの低音&母音アが堪能できることがめちゃめちゃ嬉しいです!
ただ、この曲の良さはそれだけじゃなくて。2人の声質の相性の良さもまたこの曲を惹き立てていると思います。
以前、私が勝手に分類したSixTONESの声質では、同じマット(木)に属する2人。木や紙のような柔らかくて温かみのあるざらざらとした声や、他の人の声と混ざりやすい(調和しやすい)声が特徴です。
※歌や声の専門家でも何でもない私が勝手にこんな感じに聞こえるな~と分類したものです。正否はわかりませんので悪しからず。
今回の『Blue Days』はまさにこの声質を活かした曲。マット(木)らしい柔らかい声質が曲調と相まって暖かく胸に響きますよね。(正直言うと声の相性が良い2人だからこそもっとユニゾンやハモリも聞いてみたかったーって思いもあります…)
一方で、切なさを含むジェシーの声と、ポジティブなこーちの声。この点では異なる2人だと感じます。後悔やつらい気持ちが伝わるジェシーの声と、それを乗り越えようとする前向きなこーちの声。共感してくれるジェシーと背中を押してくれるこーち、そんな感じもしました。そんないろんな要素が合わさって、温かくて胸に染みる曲ですね!
京本大我×森本慎太郎『希望の唄』
お次はきょもしん兄弟によるユニット曲。小学生のころから兄弟のように過ごしてきた2人ってだけでも期待が膨らみます!
※『希望の唄』作詞:Yu Hanabusa、作曲:Yu Hanabusa / TAKAAKI / Rouno、編曲:TAKAAKI / Rouno
※蛍光ペンっぽい太めのラインが主旋律(色はメンカラ、ユニゾン部分は色なし)、マジックペンぽい細めのラインがハモリ(文字の上なら上ハモ、下なら下ハモ)
個人的に好きな曲調で、おそらく3曲の中で一番聞いてます。ゆごじぇの声質はマット(木)、と書きましたが、前述の分類で言えばきょもしんはクリアな声質を持つ2人。ストレートで嫌味や濁りのないクリアで美しい声が曲にぴったりだと思います!他にも声の前向きさや伸び、強さ(音の直進する力)など類似性が高くて、3曲の中で一番ユニゾンが多いのも頷けますね。当然、ハモリもめっちゃきれいです。
先ほど貼った以前のブログでは声質以外の観点でも分類しているのですが、このうち声の(重心の)高さ(※実際の音程ではなく、その人の声を聴いて感じる高低の差。ExpensiveじゃなくてHigherの方ね)という点でもきょもしんは非常に近いんです。どちらも高音を得意としており、クリアな声質も相まって、本当に透明感溢れるコンビです。
歌割りをもう少し詳しく見ると、割とシンプルに見えてふんだんにハモリが入っています。正直ハモリの歌割りが判別できなくて何処まで画像にするか迷ったのですが、せっかくこれだけハモリが入っているのだから!ということで間違っている可能性大ですがハモリが聞こえる部分は全て何かしらのラインを入れました。
ただ、きょもしんどっちでもない人の声に聞こえる部分もありますし、サビのユニゾン部分は2人以上のハモリが入っているようにも聞こえるので、レインボーなラインにしちゃいました。なので、あくまでこの部分にハモリがあるんだ~程度に受け取っていただけますと幸いです。
ソロ部分は本人かな~と思うのですが、「ってあなた」みたいにお互いハモリあってたりしない?と期待もしてます笑(「選んで、掴んで、変えていける」は慎太郎の声に聞こえるんだけどな~。ラインの色はその期待も込めて、になってます)
『Blue Days』同様、声質と曲調・歌詞もとっても合っているこの曲。強さを感じる、前向きなエネルギーを感じる二人の歌声と、この先の未来と希望に向かって突き進むこの曲がぴったりですね!
松村北斗×田中樹『スーパーボーイ』
さて、最後に問題作(語弊)、ほくじゅりのスーパーボーイ。まず曲調にびっくり!まるでANN。もはやANN。まじでANN。解禁されるまで、ほくじゅりユニット曲は全然想像つかないな〜なんて思ってたんですが、そりゃ想像できんYo。
※『スーパーボーイ』作詞・作曲・編曲:佐伯youthK
※メンカラ部分がソロ、色なし部分がユニゾン
ラジオのように曲(話)の展開を楽しむことができる、非常に面白い1曲。しっかりメロに乗せて音楽に寄せてる部分もあれば、普通にラジオやってる時みたいな喋ってるような部分もあって、ほくじゅりの歌い方にも音楽とラジオ(喋り)の良さがMIXされているなと思います。単純に話が上手い樹と、言葉のチョイスが絶妙な北斗の組み合わせだからこそ、この曲が引き立つのかな。
色塗ってて気づきましたが、1番→2番→3番とだんだんユニゾン部分が増えているのも面白いなーと。話始めはまだ交互に話していたけど、時間が経つにつれて盛り上がってきてお互い言葉がハモっちゃう、みたいな感じがしました。
前2曲で触れた声質の点では、他2コンビに比べてほくじゅりの声に共通点はあまりありません。強いて言えば声(の重心)が低い点は似ているので、その低さが気張ってない感じに上手く活きているのかな~なんて思います。
イントロ・アウトロや伴奏など歌声以外の部分を聴いていても面白いこの曲。ほくじゅりの歌(ラップ)パートがMIXされてたり、ポッポのおばさんの声が聞こえたり笑。MVは2人がファミレスでだべってる演出ですが、音源の方にも食器がカチャカチャいう音や他の客の会話など、店内の喧噪が入っています。どういう流れで曲とMVの内容が決まるのか知りませんが、”ファミレスで地元のダチとだべってる”が歌詞・音・MVに一貫している点も、この曲の面白さをより引き立てているなと感じました。
何より面白いのは音程。なんとピッチがA=430くらいに設定されてます(普通はA=440、それが430ってことは全体的に音程が低めになっているということです。A=440の曲で430くらいで歌ったら普通に音外してるな~って感じるくらい笑)。これがより地元感やグダっとした感じを醸し出してるのかな、と思います。ちゃんと調べたことないのでわかりませんが、少なくともSixTONESの曲ではこれまでピッチを操作された曲はありません。というか普通ピッチは変えないよ…。まじで佐伯さん、なんつーことを…。
音色発売まであと少し!すでに解禁されている部分だけでも「音色」のタイトルに相応しくハモリがきれいな曲なので、とっても楽しみにしています!!フルで聴いたらもっとヤバいんだろうね!