6つの音色

彼らの音楽が大好きだ

Outrageous歌割り考察

 

こんにちは。

先日YouTubeにて公開されたOutrageousを再生する手が止まらない…!Outrageousのブログ書く予定なかったのですが、ライブ映像見てたら居てもたってもいられなくなり、ブログを書いている次第です。


www.youtube.com

もうさぁ!
ただでさえ曲が最高なのに、セットも衣装も照明も良いし、無言で立ち上がるきょもが美しすぎるし、ゆごじゅりの笑顔たまらないし、慎太郎はずっと良い顔してるし、北斗はトビウオ兄さんだし、ジェシーの肩関節やっぱおかしいし、ジェシーが🤫ってしたら黙って樹のup・downに合わせてペンラぶんまわすスト担がスト担すぎてヤバいって…!!!!!!(語彙どこやった)

 

歌割りでも見て落ち着きましょう。

※『Outrageous』作詞:HIROMI、作曲:Baby Scent/MoonChild/27、編曲:Baby Scent
蛍光ペンっぽい太めのラインが主旋律(色はメンカラ、全員部分は色なし)、マジックペンぽい細めのラインがハモリ(文字の上なら上ハモ、下なら下ハモ)

 

 

雑誌のインタビューでも言及されてましたが、めちゃめちゃいろんなメロディーが次から次へと出てきて、少し難解というか不思議な曲です。
例えば、サビこそ3回とも同じメロディーですが、Get ready前のメロディーは1番・2番・ラスサビ前で全く違ったものになっています。通常、Aメロは1番・2番であまり変わらず、ラスサビ前に大サビとしてそれまでと異なるメロディー(所謂Dメロ)が入ることが多いです。対して今回のOutrageousは、ラスサビ前(北斗の「Ah~」以降)は大サビと捉えるとしても、2番を樹のラップにすることで1番と全く異なるものに感じさせています。

つまり、イントロ(Aメロ前、慎太郎ソロ)も含めると、①イントロ、②1A、③Bメロ(Get ready~)、④サビ(Outrageous~)、⑤2A、⑥大サビ(Dメロ)と6つも異なるメロディーがある曲と言えるんですよね。なので、本当に次から次へと違う曲が流れてくるような、言うなればいろんな曲が合わさったメドレーのような曲です。ライブでメドレーの最後にもってくるには最高の曲とも言えますね!!

※歌の構成についてきちんとした勉強をしたことがないので、これだけ異なるメロディーの場合も1A・2Aという解釈でよいのかわかりませんが、今回はこの表記で以下も記載していきます。そもそもEDM系なのでAメロ・Bメロの呼称自体が違うとも言えますが…。間違っておりましたら申し訳ありません。詳しい方いらっしゃいましたらぜひご教示ください!

 

 

では、歌割りについてみていきましょう!

まず慎太郎!!WHIP THATの歌割り考察でも書きましたが、アタック(出だしの声)が明瞭かつ迸るようなエネルギーを持つ慎太郎は歌い出しとして最適だと思います。その後にきょものパートがあるあたりもWHIP THATと同じ!こういった曲にはぴったりの2人ってことでしょう!!

 

迸るようなエネルギー、と書きましたが、今回のOutrageousの歌割りは各メンバーの歌声が持つ、エネルギーの特性によって振られているように思います。
以前のブログでエネルギーの高低について触れたのですが、エネルギーとは歌(歌い手)が持つエネルギーの強さのこと。強いほど動的で熱を感じ、低いほど静かで落ち着いた印象を与えます(専門的な音楽用語ではなく、私がSixTONESの歌を聴く中で、メンバーによって差があると感じた部分の一つとしてこの表現を使用しています)。

※以前のブログはこちら↓。北斗の箇所で触れています。

pfyukke.hatenadiary.com

私が感じるエネルギーは、高い順に慎太郎きょも髙地北斗で、ジェシーは曲によって変動。さらに言うと、きょもと樹の間にかなり差があるな、と思っています。そして、Outrageousはこのエネルギーの高低に合った歌割りになっているな、と。なお、この曲のジェシーはもちろんエネルギー強(高)モードです。

 

その視点でこの曲全体を図にするとこんな感じ!

具体的に書くと、イントロは先ほど書いた通り、エネルギーの高いきょもしんコンビで、冒頭からトップスピードに乗せてきます。一方、1A&大サビで最初に歌うのはエネルギーが低い北斗。アイドリングというか、”嵐の前の静けさ”というべきパートですよね。2Aの田中も比較的低エネルギーですし。しかも、北斗の後は必ず髙地が担当し、少しずつ加速している感じを与えています。その後ジェシーへつなぐことで、どんどん勢いが増幅!

このエネルギーの高低が曲調(曲の盛り上がるタイミング)とも合っているし、徐々に加速しサビでMAXになるよう調整されているように感じました。3回あるBメロのうち、ラスサビ前(一番盛り上がる)を担当するのが慎太郎、というところもいいな、と思っています。

 

ただ、サビでMAXと書きましたが、CD音源を聞かれた方は違和感を感じるかもしれません。所謂音サビ部分(Outrageous)は本当にMAXなのか?正直、私もCDで聴いていたときはそこまでサビに盛り上がりを感じなかったんですよね。
…が、ライブでは全然違った。冒頭に貼ったライブ映像を見て頂けるとご納得いただけるかと思いますが、ダンスや煽り、シャウトに加えて、会場の高揚感やファンの歓声。そういった様々な要素の相乗効果でボルテージがどんどん上がり、サビ、特にラスサビのパフォーマンスは圧巻!つまり、Outrageousはパフォーマンス含めて完成する曲だな、と思いました。

収録(曲決め)にあたって相当メンバーから要望を出したというこの曲。当初の曲から大幅に変更されたそうですが、結果、ライブにぴったりな1曲になったと思います!1度当初のデモも聞いてみたい笑

 

さて、そんなOutrageous等が収録された円盤発売まであと約3週間!11月1日が待ちきれない!!!!!!