今回歌割りに自信がないので違っているかもしれませんが、何度か出てくる「Na na na na na」パート、ちょっとずつ歌うメンバーや人数が変化しているのが面白いな、と思います。1番・2番はそれぞれ慎太郎と髙地のソロですが、ラスサビではその2人が一緒に歌っているように聞こえるんですよね。2番サビ後では北斗も参加! ラスサビで盛り上げるために歌う人数を増やして厚みを持たせるのはよくある構成ですが、こういったちょっとした工夫が曲全体の盛り上がりや聞こえに大きく影響していると思います(と言いつつ、歌割り思ってたのと全然違ったら恥ずかしいな…)。
①ジェシーAメロ「Yeah yeah I got it」:上ハモが聞こえるのですが、誰だか不明…。私はジェシー本人の声によるハモリかなと思っています。
②きょもの「oh yeah」:そのあとの「yeah yeah yeah」は間違いなくきょもですが…「oh yeah」こーちいない??2番の慎太郎が歌う同じ部分も、こーちと2人で歌ってたりしませんかね?ついでに言うと、1番2回目の「Always on the runnin'」も画像はこーちにしてますが、正直めっちゃ慎太郎に聞こえるんですよね…。なんかこーちもどきがいっぱいいるような…。
今回、歌割りの判別が難しかった原因は、映像確認できなかったというのもありますが(もちろん、私の耳がポンコツだという理由もあります。というかそれが最大の要因)、全員の歌唱力が上がったことにより、メンバー間での実力差が減ってきたことと、個々人の歌い方のバリエーションが増えたこと、何よりたくさんの曲を歌いこなしてきた結果、ますます皆の声が調和するようになってきたことが影響しているのではないでしょうか!(というかそのせいだということにさせてくれ…。だってマジで1番の「Always on the runnin'」めっちゃ慎太郎に聞こえるよ?)
この曲も以前考察した「この星のHIKARI」同様、音源化にあたって2番が追加された曲ですが、この星のHIKARIとは違い大きく構成が変わっていません。面白いのは1番と2番で歌の割り方が異なること。具体的に上げると、1番のサビは全員ユニゾンですが、2番では慎太郎とジェシーのソロパートが挟まれています。Aメロが削られた分(1番ではYou got a my~と同じメロディーが繰り返される)、サビにソロ歌唱を入れることで2番にも全員にソロパートを入れる、という歌割りにしているのだと思いますが、大抵、同じメロディーは1番であろうと2番であろうと同じように割りますので、ここまでして歌割りを平等にした、という点に音源化した際の歌割り決定者の意図を感じます。
公式の動画が上がってないので貼り付けられないのですが、他グループの曲(嵐の「A・RA・SHI」やSnow Manの「D.D.」等)でも原曲を尊重しながら自分たちらしさも取り入れていく、SixTONESが歌えばもうそれは「SixTONESらしさ」になる、その空気感に引き込まれます。↓に貼ったのはギラギラ系ですが、Strawberry Breakfastや”Laugh"In the LIFEみたいな曲でも「SixTONESらしさ」は失わずにその曲その曲にあったパフォーマンスでキメてきます。
僕僕は上ハモ・下ハモどっちもあるので、高音・低音両方楽しめます!しかも下ハモは最低音!Telephoneは最低音や最高音が出てくるわけではないですが、2番サビ前「Fall in love」の後の「Go!」みたいなやつ(hiC♯)の高音から、すぐさまサビへ下がるので高低差に驚かされます。
②低音を楽しみたいなら
「NEW WORLD」
「NEW ERA」
NEW WORLDは1Aの「落ち込んだ時も」「挫けそうな時も」(の「きも」)が最低音!さらに、地声の最高音が出てくる曲でもあり、低音だけでなく地声の声域をフルで楽しめる点もおすすめです。そして、NEW ERAは大サビ「ずっと感じていた~」に、最低音ではないものの最低音の半音上の音が登場します。そもそもここだけ曲調が全然違って初めて聞いたときは度肝を抜かれたのですが、ジェシーの柔らかく深みのある低音が心に沁みますよね!
YOU & Iのラスサビフェイクで最高音hiFが出現!そしてBE CRAZYは最高音ではないですが、その半音下hiE、そして何より曲中でその2オクターブ下のmid1Eが出てくるので低音・高音の両方が聞ける曲になってます。先ほどジェシーがこの星のHIKARIで高音ファルセットが出てくる話をしましたが、改めてSixTONES結成当時からこの2人がメインボーカルなのだと感じました。
NEW WORLDは同じ旋律を歌うジェシーがファルセットに切り替えている部分をなんとそのまま地声で歌います(サビ後半「辿り着けるから」の「け」)。なんならサビ前半で下ハモやった後に…。最高音ではないですが「うやむや」も高音です。NEW WORLDもそうですが、曲の流れにのってシレっと高音まで地声で歌い切ってるところがこわいすごいなと思います。全然声域関係ないですが、本人がボカロ好きなだけあって(?)めっちゃ声と曲がマッチしてますよね。
声域だけみると一番狭いですが、単純に歌割りがこうなっているだけで実際の声域はもっと広い、さらに言うと”広くなってきた”んじゃないかと予想しています。声域を曲別でみてみると、Jr.時代のオリジナル曲は高音域の歌割りが多いんですよね(逆に低音は少ない)。他のメンバーに比べて、1曲の中で出てくる最低音が高いんです(きょもも高音寄りだけど)。例えば、JAPONICA STYLEの「夢恋桜~」や”Laugh" In the Lifeの「軽く弾むスニーカー~」なんかがそうですが、高めの音域が多くて、慎太郎のキャラメルボイスが活きるような歌割りになってます。対してデビュー後の曲ではかなり低音域まで歌割りが広がりましたし、最近の曲を見てみると下ハモを担当する曲が増えてるんです!(聞いてるこっちが慣れてないせいか、慎太郎の低音を聞き分けられないこともしばしば…。)もちろん、キャラメルボイスを活かした高音パートもあり、上から目線で申し訳ないのですが、慎太郎の歌唱力自体が上がっていると感じてるので、今後もっと低音パートが出現するのではと期待しています!
個人的には上で述べた「夢恋桜~」や「軽く弾むスニーカー~」の他にRAM-PAM-PAMの「Forget about your pain~」「自由になって~」とかが好きですね!慎太郎は出だしから高音でも弱くなったりかすれたりせずに、はっきりした声量とクリアな声でよく響くので、聞いててとっても気分がいいです。そこに加えてあの甘い声!こーちとはまた違った方向で、他のメンバーには出せない独特な声なので、Dance All Nightの「Let's stay up all night」とか Bellaの「Turn up!Turn up!Turn up!」みたいに短いけど重要なパッセージを歌っていることが多いと感じます。
Love u...はきょもとのオクターブハモリ部分(もちろんきょもが上)なので②に入れてもよかったんですが、最低音出現曲なのでこっちに入れました。Life in colorはちょーっと怪しいんですけど、1Aの「そばにいたいと思ったんだ」の「だ」です(そこまで下がりきってない感強いけどはっきりとはわからん。違ったらすいません…。)
きょもじゅりハモと書きましたが上でも書いた、樹が”きょもの上”でハモる曲です。Life in colorの歌割りは正直自信ないというか検証しきれていないのですが、「Cloudy, rainy days」の上ハモは樹に聞こえるんですよね~。あと、きょもが上ハモのバージョンなので上には書いてないですが、マスカラのきょもじゅりタイムは最高ですし、Dance All Nightでも樹ラップの上でハモるきょもを聞けるのでオススメです!